【卒業制作】ラブレター
2019~2020
ラブレターに「しもやかさんの〇〇なところが好きです」って書いたとき、果たして「私が想像してるしもやか」って「しもやかが思うしもやか」と一致しているのだろうか?一致していなかったら、俺に幻想抱いてるやつがいるなあって思うだろうな。
しかも、しもやかは田中一基のすべてではなく一部にしかすぎないわけですよ。なんか、ラブレターって一方的な妄想を押し付けているよな。
という考えを絵にした。
解説
「私が想像するしもやか」「ラブレターによって相手に押し付ける価値観」「非現実であること」を表現した。
①しもやか
あんまり色を細かく塗り分けないけど、その物体が何色を持っているのかはよく見て描くようにしている。しもやかはピンク色寄りの肌色を持っている。だから絵にするとオレンジ色っぽくなる。
そして黒い服を着ている印象も強いので、髪の毛と服を暗い印象の色(青)で塗る。黒で塗ったらもっと人物がメインみたいな絵になっているだろうが、この絵では人物は一要素に過ぎないので青がよかったんだと思う。感覚的に選んでいるのでよくおぼえてない。
人物メインの二次創作だと、強い黒の色面や黒の線画を使って人物を強調する。
真ん中上にあるオレンジ色のものは太陽。今は流れ星だと思ってるけど当時はしもやかは太陽みたいなイメージだった。
背景のごちゃごちゃした色は、しもやかを抽象的に表現しようと思ったんだけど、当時は抽象画が全然理解できていなくて難しかった。なんだか上手く描けなかった部分。一番上の右から2番目は明るいイメージ、上から3段目の一番右はしもやかの過去のジャギジャギした部分。ジャギジャギという感じをそのまま絵にするのは抽象画っていわないとおもう。
この絵は16枚に分かれているが、この肖像はしもやかの部分部分を組み合わせて作った私の妄想なのである、という表現。
②ラブレターで相手に押し付けるもの
きれいな男とすてきな花束は似合うと思うので、しもやかに花を持たせた。束ねていないチューリップを押し付けた。チューリップはかわいい。
斜めから撮ったほうの写真を見るとわかりやすいが、花束の上にレジンを塗ってツヤツヤさせ、さらにオーロラやラメを散らしている。
しかもしもやかの左耳にはクリスタルが付いている。写真だと見えづらい。私は二酸化珪素がだいすきなので、しもやかに二酸化珪素の結晶を付けたらキラキラしていいだろうなと思った。
「自分の気持ちをしもやかに押し付けている」ことを表現するために、このように好きなもので好きなようにしもやかを飾った。
③非現実
下に青い草が生えていること、その上に裸足のしもやかがしゃがみ込んでいるという状況が非現実的であることの表現。青い草、青い葉を抱えた木は私がまだ現実で見たことがないもの。非現実の象徴である。
まとめ
私の書くラブレターとは、私の妄想をしもやかに押し付ける利己的なものなのだ。
これを表現したかった。
補足
「しもやかさんをモデルに肖像画を描いて卒業制作展で展示したい」ってTwitterのDMで言ったらしもやかさんが許可してくれたので、作品の写真や制作意図などの基本情報を送ったうえで展示しました。
オタク界隈のマナーでいうと、推しに直接「二次創作していいですか?」と聞きにいくのは推しに迷惑をかけるから、推しの目に入らないところでこっそりやりましょうというのが一般的だとおもうのですが、
- しもやかはえなくんがお絵描きオタクでガチ恋勢であることをすでに知っている
- 絵画の世界だと自分の知り合いなどに絵のモデルになってもらって絵を描くのは普通のことである
などの理由から、ちょっとオタクマナーから逸れた手段をとりました。S4には寛容で親切な方々がいらっしゃるおかげでいろんなお絵描きができてありがたいです。