売れうつ 第24話

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文章書いてるときと自分で作ったキャラクターを眺めているときに自分の複数の意識を具体的に観察することができる。私が使う一人称は3つくらいあり名乗る名前も3つある。物語を作るときの主要となるキャラクターもいつも3人。この3種類の意識が主体であり、それ以外にも複数の意識の存在を認識している。

夢の中に理想的な自分が立ち現れることがあるが、分析した結果その姿は3種類の主体の良いところだけを統合した自分であった。3種類の意識にはそれぞれ異なる良いところと悪いところがある。一人はやたらと自信がなくなかなか行動に移せない。一人はやたら自信家でやることが大胆すぎる。統合性の弱いこれらの意識は普段から別人格的に振る舞っていて、これをキャラクターの雛形とするのは容易である。

一方でその正反対の意識、補色関係のキャラクターというのは考えたことがなかった。私が悪役を作ることができなかった理由はこれか。いや悪質な人間はいたがそこに悪の信条を持ち合わせていなかった。

雛形をすでに知っていた私はそれを外見や名前と結びつけ、そこまでやると自然と行動が生まれる。このとき性格・外見・名前の持つ関連性を自分の中にある他者のイメージと繋ぎ合わせている。感覚的には「キャラが勝手に動く」という印象になる。

キャラの過去は振る舞いを見ていると気付く。振る舞いとは歩く早さであり集団で過ごすときの位置取りであり人に対して振る舞い方を変えるときに見られるそのキャラの持つ複数の意識であったり、様々に観点がある。国籍も性別も関係する。

多分私は未来のことまではあまりわかっていない。それはキャラが勝手に動いているのを目で追っているときに見ることになる。このときに視聴者として消費してしまうから漫画を描けないんだよな。

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